「兄貴、頼みがあるんだ」
弟から「頼みがある」と言われたことなどなかった。
「持って来て欲しいんだ」
「何を」
「ジョーダンバット」
そこで一瞬とまどい、訝り、じっくりと記憶を辿り、思い出す。「ああ、ジョーダンバットな」
(伊坂幸太郎『重力ピエロ』)
私が初めて読んだ伊坂さんの作品は『重力ピエロ』
この物語の書き出しは有名ですよね。
「春が二階から落ちてきた」
この書き出しのインパクトがそれはそれは強烈で・・・
・このミステリーがすごい2004国内編 第3位
・週刊文春 傑作ミステリーベスト10 第4位
・第1回 本屋大賞5位
帯に書いてある、この、なんとも中途半端な受賞一覧を補って十分余りあり過ぎる(日本語おかしいw)ほどの衝撃を受けました。
ということで、私が伊坂作品に出逢ったのはおそらく05年、
今となっては少し遅めの伊坂作品4作目『重力ピエロ』も第25刷まで増刷されていたタイミングでした。
「ジョーダンバット」とは、『重力ピエロ』に出てくる重要なアイテム。
それはそれは、重要なアイテムです。
***
この「ジョーダンバット」を冠にした連載が、ダ・ヴィンチに掲載されているのをご存知でしょうか。
(テーマで既にバレバレでしょうが)
そうです、A.B.C-Zの戸塚祥太くんです。
失礼ながら、
Twinkleツアー広島公演(今年3月末)で、「来月のダヴィンチで、伊坂さんの新刊にコメントする」というお知らせがあった、との先輩の記事を読むまで・・・戸塚くんが伊坂さんを愛読している事を知らなかったんです(T_T)
先輩の記事を読んだときの、私の胸の高鳴りね!!!
心電図見たら、すごく跳ね上がってたと思うの。
そのときのコメントはこれ↓
・・・この画像を探して自分のブログ検索してたのですが、全くで出てこなくて!!
下書きのままになってました(T_T)ごめん戸塚くん(T_T)
この文章がね、本当に!伊坂作品好きなんだなー!ファンなんだなー!っていう、文章なんですよ!
「重い場面でサラッと笑いが入っていたり、あの台詞がココに生きてくるのか!と驚かされる構成」
まさにその通り。その通りなんです。
なーんて思ってたら、ラストの文章がまたw
「伊坂さんがいる時代に生まれることができてよかった。真剣にそう思います。伊坂さん、もう春ですが2階からは落ちてこなかったです(笑)」
わたしもね!思うんだよ!この時代に生まれてよかった!って。
ジャニーズの皆さんのことを考えるとね、よく思うんですよ!いい時代に生まれたなぁ~って思うんだ!(そっちwでもほんとです)
そして私も、戸塚くんと同じく「伊坂さんのいる時代に生まれてよかった」と思う。これも本当。
本当に、あの時『重力ピエロ』を手にしてよかった。開いて、書き出しを読んでよかった。きっと、あのタイミングで手にしたからこそ、今でもこんなに好きなんだと思います。・・・と、最近妙にジャニヲタ的タイミングは運命説(※何でもっと前に好きにならなかったんだろう、と後悔することもあるけれど、でもあのタイミングで好きになったからこそ今こうしてたくさんのお友達と仲良くしてもらっているんですよね、っていうアレですw)を引き合いにだしてはウルウルしそうになるアラサーが通りますよっと!笑
…その割には買ったのに積読本になっていたりもしますが、私の中でそれとコレとは別なのだ。(いばるな)
そんなこんなで(雑)
戸塚くんは、この↑新刊コメントにて、2013年5月号で華麗にダヴィンチデビューをした訳ですが。
その後1号空いて7月号の「あの人と本の話」で『砂漠』について。
翌8月号でなんと・・・
アイドル・戸塚祥太(A.B.C-Z)が体験!
一日書店員 at丸善丸の内本店
と題して書店員体験してるんですよね(T_T)
それがもう・・・似合うのなんの!!

ほら(T_T)

ほら!!!(T_T)

ほぉ~~~らぁ~~~~!!(T_T)
戸塚くん、ダ・ヴィンチさんに愛されてる!
寵愛を受けているわ!!!!(///∇//)
って思っていると
これなんだもの!!!(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
これってあれかな?
Twinkleツアーでお知らせしたあと、塚ちゃんが「とっつー今もホテルで何か書いてるもんね」って言っちゃって、戸塚くんに「なにがだよ!」とかなんとかって怒られたとき。あことき実は戸塚くんこれ書いたりしてたのかな?| 壁 |д・)ジーーー
***
戸塚くんの連載は、
本が好きな彼がこれまでの出来事を思い返しながら、
読んできた本とのリンクを探る。
というコンセプトで構成されています。
第1,2回の連載テーマは、ジャニーズに足を踏み入れたときのお話
その中でそれぞれ、第1回は伊坂さんデビュー作の「オーデュボンの祈り」、第2回は前述「重力ピエロ」をモチーフに、エッセイを展開しています。
これがねーまたねー・・・
面白いの。すごく面白い。
え、ここまで書いていいの?
ご家族のこと、こんなに書いてくれるの?
と思ってしまったり思ってしまったりなのだけれど(強く思っているということです)、
それも含めてとても面白い読み物に仕上がっていると思います。(だれ!)
ほんとにね!面白いので是非読んでみてください!
編集者さんがいらっしゃるとはいえ、この文章をジャニーズが書くんだ!と驚いた。webもすごく好きだけど、ダヴィンチ本当にすごくいいよ!リズムがいいから、引き込まれて一気に読んでしまう。あーこいいう表現するんだ!こういう言葉チョイスするんだ!って思いながら、にやにやしながら読んでしまう。たまりません。書籍化が楽しみです!ってまだ連載3回なのに言ってみる。でも本当に、いつかは書籍化して欲しい連載です!にのちゃんの一途もね!書籍化まだ?(・∀・)←

ダ・ヴィンチ 2013年 12月号 [雑誌]/KADOKAWA

立ち読みはしたものの、表紙に傷が付いているものしか残っていなかったため他の本屋で買おうとしたら、店頭在庫がどこもなくなってしまい、まさかのお取り寄せをする羽目になった12月号。恐るべしラムちゃん!
これは戸塚くんのお兄ちゃんのお話。くっそかっこいいです!
「おまえたちに来るはずだった嫌なこと、全部俺が引き受けたから」
にぃにーーーーーーーーーー!
「おまえたちに来るはずだった嫌なこと、全部俺が引き受けたから」
にぃにーーーーーーーーーー!
!!!!・°・(ノД`)・°・
って呼んでもいいですか?(T_T)
※「あの人と本の話」には中島健人くんが登場しています。
ダ・ヴィンチ 2014年 01月号 [雑誌]/KADOKAWA
![]()
そして、今月発売になった1月号。(V6岡田くんが表紙です)
今月号の戸塚くん連載の内容に関しては、こちらをご覧ください。
(※さおりさん、勝手にリンク貼りました)
最近、本当にほとんど雑誌を買っていないのに、
戸塚くん×ダヴィンチには激弱の私は・・・
先程、買ったつもりだったのに購入していないことが判明した2013年7月号(『砂漠』を紹介している号)をマケプレでポチしてしまいました。(中古)
激弱だぜ(´∀`)
ちなみに。忘れてたんだけど!
![{FA7E2429-EB87-4294-9EE3-8B93509AA633:01}]()
もう発売されているので、戸塚くん帯verの『フィッシュストーリー』買いに行こうと思います。忘れてたわ!
(ぼんた帯弱説)
って呼んでもいいですか?(T_T)
※「あの人と本の話」には中島健人くんが登場しています。
ダ・ヴィンチ 2014年 01月号 [雑誌]/KADOKAWA

そして、今月発売になった1月号。(V6岡田くんが表紙です)
今月号の戸塚くん連載の内容に関しては、こちらをご覧ください。
(※さおりさん、勝手にリンク貼りました)
最近、本当にほとんど雑誌を買っていないのに、
戸塚くん×ダヴィンチには激弱の私は・・・
先程、買ったつもりだったのに購入していないことが判明した2013年7月号(『砂漠』を紹介している号)をマケプレでポチしてしまいました。(中古)
激弱だぜ(´∀`)
ちなみに。忘れてたんだけど!

もう発売されているので、戸塚くん帯verの『フィッシュストーリー』買いに行こうと思います。忘れてたわ!
(ぼんた帯弱説)
11月号(第1回)を読んだらこれを…

- オーデュボンの祈り (新潮文庫)/新潮社
12月号(第2回)を読んだらこれを…
重力ピエロ (新潮文庫)/新潮社
読んでみると、絶対に楽しい。ので、是非!
(でも一番楽しいのは、先に小説読んでから連載を読むことかなー…とも思います)
朝になって読み返すと、ものすごく恥ずかしいだろうからこのまま上げます。
やだ、なんか久し振りに語っちゃった(///∇//)
おっしまい。